ジムを選ぶのは大きな決断です。
ジムに通い、スタッフや他の会員と定期的に交流し、多くの時間を過ごすことになります。
ジムは人生の重要な一部であり、自分に合ったジムを探さないと、使わないのにお金を払ってしまい、大きな失敗をしたと思うことになりかねません。
自分に合ったジムを見つけるためのコツをご紹介します。
本記事で分かること
- 自分に合ったジムの選び方が分かる
- ジム選びに必要なポイントが分かる
- ジムを契約する時の注意点が分かる
自分に合ったジムの見つけ方
ジムを選ぶのは、近くのジムに駆け込んで入会するほど簡単ではありません。
考慮しなければならないことがたくさんあります。
まず、自分が何を求めているのかをリストアップすることです。
リストの中で必ず区別するようにします。
- 必要な項目
- あったら良いな項目
リストを作り、区別することで、自分が求めているものが明確になります。
リストを基準にジムを選ぶ方が、漠然とジムを選ぶより長続きします。
ココがポイント
リストを作成する際には、長期的にジムに通うことが前提であることを忘れないでください。
私が始めたばかりの頃は15kgのダンベルがとても重かったのですが、今では40kg以上のダンベルを使用しています。
しかし、初めに通ったジムはダンベルが30kgまでしかなかったので、自転車で15分かけてダンベルが50kgまであるジムに切り替えました。
それでは、基本的なジムを選ぶ基準を見ていきましょう。
ジムを選ぶ基準はこちらです。
- 予算
- 場所と営業時間
- ダンベルやマシンの充実度
- 設備、教室があるか(プールやヨガ等)
- アメニティー
- トレーナー
- ジムの種類
一つひとつ解説していきます。
予算
ジムの会員費は、月に5000円以下から15000円以上など様々です。日本では、住んでいる地域や提供されている設備によって大きく異なります。
だからといって、一番安いジムに通うのは待ってください。
場合によっては、多少の費用が高いジムに通う方が良い場合があります。
例えば
・出勤前やランチタイムにジムに行く場合、タオルやウェアの貸し出しサービスのあるジムは非常に貴重な存在です。
・安いけど遠いジムに通うより、近くて高いジムに通う方が、天候も気にしなくて良いので継続しやすくなります。
些細なことかもしれませんが、毎回使うものであることを忘れないでください。
ジム会費に加えて、具体的にどのような費用が必要なのでしょうか?
覚えておいて欲しいのは、ジムに行くのに車や地下鉄、バスを使う場合は、お金がかかるということです。
例えば、ガソリン単価が140円/Lで、燃費が20km/Lの車に乗っていたとします。
週に4回ジムに通い、そのジムが5km離れた場所にあるとすると、ジムに通うだけで月に1100円以上のガソリン代がかかることになります。
つまり、遠くのジムの方が安いように見えても、長い目で見ればそうではないということです。
ジムの場所と営業時間
自宅と職場・学校の両方に近いジムを検討してください。
職場の近くにあるジムの会員になれば便利ですが、あなたが自宅から1時間離れた職場で働いている場合、休日に筋トレをすることはほぼ不可能です。
ジムの営業終了間際に筋トレをしようと思っている人は、「最後の一人まで入場可能」な時間帯があるかどうかを確認してください。
一部のジムでは、23時に閉店するにもかかわらず、22時15分や22時30分以降は筋トレを開始できないジムもあります。
また、夜更かしをする人や変則的な勤務をしている人は、24時間営業のジムを探してみましょう。
これらのことを、自分の意志力のメーターと照らし合わせて考えてみてください。
あなたのタイプはどっち?
朝活が出来るタイプですか?
仕事終わりに自分の趣味ができるタイプですか?
出勤前にジムに行った場合、疲れた状態で起きて、眠気がなくなると筋トレしたくなるでしょうか?
それとも、すぐにジムに行かないと「先延ばし」になってしまい、結局行かないことになってしまいますか?
仕事終わりにジムに行く予定の人は、退勤時に疲れていてジムをさぼってしまう人ですか?
覚えておいてほしいのは、使わないジムの会員になるために安い料金を払うよりも、少し余分に払って実際に使うジムを選んだほうがいいということです。
私がお勧めなジムの場所は、仕事の行き帰りの途中にあるジムです。
そうすれば、1日に2回もジムの前を通らなければならないだけでなく、ジムに行くための余分な交通費もかかりません。
仕事前でも仕事終わりでも、どちらのタイミングも選べます。
さらにいえば、自宅から自転車で通える距離だと最高です。
休日でも有酸素代わりに、自転車でジムに行けるのは魅力的です。
ダンベルやマシンの充実度
ジムは基本的に次のように配置されています。
- フリーウエイトエリア
- マシンエリア
- 有酸素運動エリア
- ロッカールーム
一部のジムには、プールやラケットボールコート、グループセッションルームがありますが、これらはジムによって異なります。
フリーウエイトエリア
ダンベルやバーベル等があるエリアです。
ジムで筋トレをする場合、このエリアでお世話になることが多いはずです。
このエリアで確認するポイントは以下になります。
ダンベルの重量
パワーラックの個数
ベンチ台の個数
(アタッチメントの種類)
これらを確認することで、
- あなたの筋肉の成長に長く対応できるのか?
- 混雑していてもストレスなく筋トレをすることができるのか?
が変わってきます。
特に、ダンベルでの筋トレがメインにやっていきたいと考えているなら、40~50kgくらいまで設置しているジムを探しましょう。
マシンエリア
ジムによって特徴が出やすいエリアです。
筋トレは、ダンベルとバーベルがあればほとんどの事ができます。
しかし、細かい部位を狙ったり、高回数や高重量を扱う時はマシンの方が安全に筋トレをすることができるのでよくお世話になります。
このエリアで確認するポイントは以下になります。
自分が鍛えたい部位のマシンがあるか?
マシンのMAX重量は重いのか?
体全体をマシンで網羅できているか?
逆三角形を目指しているのであれば、背中を鍛えないといけません。
懸垂はかなり効果的な種目ですが、初心者にはかなり厳しい種目です。
そこで登場するのが、懸垂(チンニング)マシンやラットプルダウンのマシンです。
自分の体重以下の重さで背中を鍛えることが出来ます。
こういった自分の鍛えたい部位のマシンが揃っているか確認しておきましょう。
有酸素運動エリア
初心者の人が大好きな有酸素エリアです。(笑)
昔は自転車とルームランナーくらいしかありませんでしたが、最近はさまざまな有酸素マシンが導入されています。
有酸素が嫌いな私でも、これはやってみたいと思う事があるほどです。
このエリアで確認するポイントは以下になります。
マシンの台数
マシンの種類
フリーWi-Fiがジムにあるか?
・マシンの台数
どこのジムも有酸素エリアは人気です。
混雑する時間帯に行くとすべて埋まっているケースもあります。
マシンの台数が多いとストレスなく好きなタイミングで出来るので確認しておきましょう。
・マシンの種類
私は、同じ種類の有酸素ばかりだと飽きてしまいます。
体調によって、変えることもあります。
脚の筋肉痛で歩くのがつらい場合は、ルームランナーではなく自転車にしたり臨機応変に対応しています。
なので、2~3種類以上の有酸素マシンがあるか確認しています。
・フリーWi-Fiがジムにあるか?
有酸素運動って長時間されることが多いと思います。
人によっては30~60分なんて普通にされています。
最近のはモニターが付いてるので、民放やYouTubeを見ながら出来ます。
しかし、音声がイヤホン接続しないと聞こえないので「Bluetooth(ブルートゥース)」での接続が必要なのですが、なかなかマシンと接続することができないパターンが多いです。
スタッフに聞いても分からない場合が多く、字幕だけだと見にくいので、自分のスマホでYouTubeを見ることが多いです。
その時に、フリーWi-Fiが入っているジムだと通信量がかからずに長時間の有酸素が出来るので、私は必ず確認しています。
設備・スタジオ教室があるか?(プールやヨガ等)
ジムによっては、会員が無料で受講できるクラスを提供しているところもあります。
ヨガやダンスフィットネス、キックボクシングなど、さまざまなクラスがあります。
クラスは、決まった曜日・時間に行かなければならないので、特に始めたばかりの人には非常に便利だと思います。
もしクラスに興味があるなら、無料で受けられるクラスをチェックして、後で価格を考慮するようにしましょう。
キックボクシングやヨガをやってみたいと思っていて、あとでお金を出してレッスンを受けようと思っている人は、今のうちに検討しておきましょう。
アメニティー等の設備
一部のジムでは、自宅での筋トレでは得られない素晴らしいアメニティを提供しています。
タオル、シューズ、ウェアを無料貸し出ししている。
体組成計が無料で計測できる。
日焼けマシンが無料で使える。
筋トレとは関係ありませんが、出勤前や仕事終わりにジムに通う人にとっては、荷物を減らせるので、重要視する項目かもしれません。
他にも筋トレ関連でいえば、
トレーニングベルトがあるのか。
チューブ等の小物があるのか。
女性専用エリアがあるのか。
筋トレ関連の小物を使うシーンは意外とあります。
自分のベルトを忘れてしまった時、ちょっと負荷を増やしたい・減らしたい時に使えるチューブや荷重ベルトがあると筋トレの幅がグッと広がります。
女性で、男性の近くで筋トレするのがちょっと不安や筋トレしてる顔を見られたくないという人は女性専用エリアがあるジムを探すのもいいと思います。
トレーナーがいるか?
自己流でやったり、自分で調べるにはかなり時間がかかります。
パーソナルトレーニングの場合、あなただけの時間を確保し、あなただけの筋トレメニューをプロが作成するのでかなり時間効率が良くなります。
ほとんどのパーソナルトレーニングは有料です。
一部のジムでは無料で、マシンの正しい使い方から栄養指導、基礎メニューが終わったあとの簡単な個別筋トレメニューを作成してくれるジムもあります。
パーソナルトレーニングを受けたい場合に確認するポイントは以下になります。
無料(もしくはお試し)のセッションがあるのか?
有料なら何分いくらなのか?
女性のトレーナーはいるのか?
どういった指導をしてくれるのか?
- 期間中にトレーナーを変えることが出来るのか?
無料(もしくはお試し)のセッションがあるのか?
ほとんどのパーソナルトレーニングでは、無料もしくはお試しのセッションがあります。
パーソナルトレーニングを始めると長期間のお付き合いになります。
人と人なので、やはり合う合わないはあると思います。
トレーナーとの相性を見極めるために、無料もしくは格安のお試しセッションを活用しましょう。
有料なら何分いくらなのか?
パーソナルトレーニングは、1回60分に5000円から25000円など様々です。
ジムによっては、ジムの月会費を払った上で、パーソナルトレーニング代を払うことになります。
あなたの予算に合わせて、パーソナルトレーニングを選ぶようにしましょう。
女性のトレーナーはいるのか?
一般的に、男性トレーナーが多いです。
最近では、女性トレーナーも増えてきていますが、まだ数は少ないのが現状です。
女性トレーナーだと女性特有の悩みも共感されやすいので、女性には安心する要素になるでしょう。
筋トレの指導となると、多少なりとも体に触られる場面も出てきます。
あなたが男性トレーナーに触られるのが嫌だと感じるなら、女性トレーナーが必須条件になるでしょう。
どういった指導をしてくれるのか?
パーソナルトレーニングといっても、内容は様々です。
フォーム指導
トレーニングメニュー作成
食事メニュー作成
食事管理
ボディケア指導
大きなジムのパーソナルトレーニングは、フォーム指導・トレーニングメニュー作成がメインに行い、食事に関してはセッション中に口頭で伝えるパターンが多いです。
個室パーソナルジムは、セッションでのフォーム指導以外にも食事管理をこまめに行うことを売りにしているジムが多いです。
パーソナルトレーニングを受ける場合は、どこまでの指導をしてくれるのか確認しましょう。
期間中にトレーナーの変更ができるのか?
パーソナルトレーニングを受ける場合は、トレーナーとのコミュニケーションが必要になってきます。
お試しのセッションでは、合いそうだと思っていても、実際に続けていくと「あれ?」と思うことが出てくるかもしれません。
そんな時は、トレーナーを変更しましょう。
相性が合わないまま続けることで、ジムに通うのがストレスになり最終的に筋トレまで嫌いになる可能性があるからです。
あなたはお金を支払ってまで嫌な思いをする必要はありません。
お試しのセッションでは気づけなかった相性のズレを感じた場合に、期間中だったらトレーナーの変更ができるか確認しましょう。
ジムの種類
ここでは、様々なタイプのジムの特徴をお伝えします。
自分のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。
大きく分けると以下のようになります。
大手スポーツジム
24時間ジム
個人経営ジム
パーソナルジム
大手スポーツジム
多くの場合は、大手のフランチャイズです。
プールやヨガ等もやりたい人には、これらのジムが唯一の選択肢になるかもしれません。
大手でもジムによって様々なので2つのジムの特徴を書いてみます。
・コナミスポーツ
- ヨガ等のスタジオプログラムが充実
- フリーウエイトエリアが狭い
- マシンが多い
- 有酸素マシンが多い
- サウナ、大浴場がある
- プール設備がある
- 小規模施設、古い施設も存在する
プールやヨガ等もやりたい人には、このジムが唯一の選択肢になるかもしれません。
・ゴールドジム
- ボディービルダー御用達
- フリーウエイトエリアが充実
- マシンエリアも充実
- 経験豊富なトレーナーが多い
- プロテイン販売カウンターがある
- ルールに厳しい
- 混む時間帯は激混み
- プール、スタジオ設備がない施設がある
- シャワールームが狭い
- 写真、動画撮影NG
- なんか汗臭い
ジムで筋トレを始めるなら、設備・トレーナーのサポートで言えば最適です。
しかしルールに厳しい面もあり、特定のトレーニングが禁止されている場合があります。
マッチョが多くて始めは気が引けるかもしれませんが、モチベーションは上がるかもしれません。
24時間ジム
文字通り、24時間営業なので早朝・深夜どちらでもあなたが好きな時間帯にジムで筋トレすることができます。
ここでは、24時間ジムの代表的な2つのジムの特徴を書いてみます。
・エニタイムフィットネス
- 24時間使える
- 全国の店舗が使える
- お手頃の価格帯
- フリーウエイト、マシンに特化している
- シャワールームが狭い事が多い
- トレーナーが不在なことが多い
- マシンが少ない店舗がある
- ルールが緩い
- 写真、動画撮影が可能
駅チカにあることが多く、24時間・全国の店舗が使えるのはかなり魅力的です。
最近では、フリーウエイトに力を入れる店舗も出てきてますので、満足いく筋トレができるでしょう。
出張が多い人には、かなりお勧めなジムになります。
反面、24時間営業なのでスタッフがいない事も多いです。
その分、ルールが緩くなり、複数のマシンを独占する人やマナーの悪い人が他のジムよりも出やすい傾向にあります。
・ジョイフィット24
- 24時間使える
- 全国の店舗が使える
- お手頃の価格帯
- フリーウエイト、マシンに特化している
- 女性専用エリアがある店舗もある
- シャワールームが狭い事が多い
- スタッフはほぼ未経験者
- マシンが少ない店舗がある
- ルールが緩い
こちらも24時間営業で、全国の店舗が使えます。
しかしエニタイムに比べると店舗数も少ないので、地域によってはない場合もあります。
ゴールドジムみたいに本格的に筋トレをしている人は少ないので、筋トレ初心者でも精神的に入会しやすいのが特徴です。
個人経営ジム
- お手頃の価格帯
- フリーウエイトが充実している
- スタッフが親切で知識が豊富な人が多い
- プールやスタジオ施設がない
- アメニティ類がない
- シャワールームが狭い事が多い
- 独自のルールが存在する
- 常連がドヤ顔で求めてない指導をしてくるかも
個人経営のジムは、オーナーが筋トレ好きな人が多いため、フリーウエイトやマシンエリアの充実度は他のジムに比べて桁違いに良いことがあります。
またオーナー自身が筋トレが好きなので自然とスタッフも知識が豊富な人が多いです。
ちょっと分からない事があれば、気軽に聞くこともできますし、ジム全体がフレンドリーな雰囲気だと一緒に筋トレを頑張る仲間を見つけることができます。
反面、オーナーのこだわりが詰まっているので、脚トレが好きなオーナーなら脚トレのマシンが多かったりと偏りが出てくるのでどんなマシンが多いのか確認が必要です。
老舗のジムだと、オーナーとは別に「ジムの主(ぬし)」みたいな常連会員さんが居たりします。
そういう人は教えることが大好きです。
誰も頼んでいないのにフォーム指導や補助を勝手にやってくれます。
個人経営のジムの場合、他のジムに比べてコミュニケーション能力が必要になってくるかもしれません。(笑)
パーソナルジム
パーソナルジムといえば、大手パーソナルジムのCMで有名ですが、他にもかなりの店舗が増えてきています。
それだけ需要が高いということでしょう。
マンツーマンで、トレーニング以外にも食事管理もしてくれるのが特徴です。
反面、敷地面積が狭いのでマシン等はほとんど無く、ダンベルとパワーラックのみというジムもあります。
ここでは、代表的な2つのパーソナルジムの特徴をお伝えします。
ビヨンド(BEYOND)
- スパルタじゃない
- トレーナーが大会入賞者が多い
- 食事管理がある
- 糖質制限以外のダイエット方法
- トレーニング姿を他人に見られることはない
- ウェア、タオル、アメニティが無料
- 満足度が高いと評価されている
- 東京、関東が中心に展開
- 芸能人御用達
ボディコンテスト業界で有名な「エドワード加藤」が展開するパーソナルジムです。
痩せるのが当たり前、そこからかっこいい体を作ることはもちろん、筋トレを好きになってもらうことをコンセプトにしています。
トレーナーが大会入賞者が多いので、筋トレ・ダイエットの知識が豊富です。
あなたの理想の体に最短距離で導いてくれます。
パーソナルジムの中でも、コスパの良い価格帯なので、マンツーマンのトレーニング指導と食事管理をしてくれるので筋トレ初心者のスタートダッシュにはかなり適したジムになっています。
反面、東京関東(札幌、大阪が多少)を中心に展開しているので、仕事が忙しくてまとまった時間が取れない人や、地方在住でたまにくる時に見てもらいたい人は、回数券の利用がおすすめです。
ライザップ(RIZAP)
- 無料体験がある
- 短期間で痩せることができる
- タオル、ウェア、アメニティが無料
- 食事管理等のコミュニケーションがある
- 独自の大会がある
- トレーニングが厳しい
- たまに勧誘がある
- 価格が高い
CMでおなじみのライザップ(RIZAP)。
全国展開しているので地方在住の人でも通うことができます。
短期間で痩せることを目的としていますので、自然とトレーニングも厳しくなります。
タオル等のアメニティも無料なので手ぶらで行っても大丈夫なのはビジネスマンには魅力的です。
あまり知られていませんが、ライザップ独自の美ボディコンテストを開催しています。
地方大会から全国大会までかなり本格的な大会になっており、筋トレ・ダイエットのモチベーションに繋がります。
反面、パーソナルジムの中でも価格は高いほうです。
トレーナーには歩合がつくので、多少の勧誘・売り込みが先走ってしまう傾向もありますが、自然に「いりません」と断れば気にする必要はありません。
あまりにもしつこい場合は、トレーナーを変更することも可能です。
一人では筋トレ・ダイエットを続ける自信がないという人にはお勧めです。
ジムの無料体験(見学)に行こう
さて、あなたは自分が入会したいジムのタイプを把握し、必要なものをリストアップし、適切な場所にあるジムを見つけましたか?
ジムに入会する前に、無料体験もしくは見学に行きましょう。
ジムによっては、有料の場合があります。
たとえお金を払ってでも、その価値は十分にあります。
無料体験での確認するポイントをまとめましょう。
自分が行くであろう時間帯に行く
人の混み具合を確認する
ジム全体の雰囲気はどうか?
清潔感はあるか?
シャワーの数は十分か?
他にも、今までに確認したいポイントを上げてきたので追加してください。
・定期的に行こうと思っている時間帯に行くようにする。
理想的なジムを見つけて、契約後、仕事が終わった後にジムが人で溢れかえっていて、使いたいマシンが使えないというのは最悪の事態です。
早朝や深夜帯にジムに行きたい場合は、無料体験の時間帯と異なります。
行きたい時間帯はどのくらい人がいるのかスタッフに確認しておきましょう。
ジム側は何時に何人入店しているか把握している所が多いので答えてくれます。
・シャワールームの数を確認する。
以外に見落としがちなのが、シャワーの数です。
出勤前にジムに通う場合、シャワールームが満室で待たされるのは遅刻する可能性が出てきます。
せめて男性3台あれば、待たされても数分ですので必ず確認しましょう。
また、他の会員と話をして、そのジムの好きなところ、嫌いなところを聞いてみるのも悪くないでしょう。
yahooやGoogleなどのサイトでレビューを読むこともできますが、人々は褒めるよりも文句を言うことが多いので、オンラインのレビューはすべてを鵜呑みにしないでください。
ジムの契約内容の確認
ジムの体験も済ませて、気に入ったようであれば最後に契約書にサインをします。
ここで把握しておく具体的な項目は以下の通りです。
会費について
退会、休会の手続き
損害賠償について
返金制度について
利用規則について
会費について
会費がどういった形で何日に支払うのかを確認しましょう。
銀行のキャッシュカードなのか、クレジットカードでも大丈夫なのか。
多くが銀行のキャッシュカードですが、クレジットカードが使えるならポイントが貯まるのでそちらを選択するようにしたいです。
退会・休会の手続き
ジムでの契約トラブルで多いのが、退会・休会手続きです。
契約解除されるのが今月ではなく、来月になる場合が多く、まるまる1ヶ月会費を無駄にする事に納得できず揉めることが多いです。
全国の店舗が使えるジムだと、引っ越ししてから退会したいと考え、近くの店舗に行くと「入会した店舗でしか解約できない」と言われるケースもあります。
契約する前に、しっかりといつまでにどこで手続きをしなければならないのか確認しましょう。
損害賠償について
ジムの備品を壊してしまった場合や他の会員さんを怪我させてしまった、自分が筋トレ中に怪我した場合などの損害賠償について、どういった契約になっているのか確認しましょう。
場合によっては、ジムの言い値を支払わなければならない事例もあります。
返金制度について
パーソナルジムでの契約トラブルが一番多いのが返金制度でのトラブルです。
入会前は、満足できなかったら全額返金保証がついていると謳っていたのに、いざ返金しようとすると「条件が満たされていないから返金できない」と言われる場合があります。
契約する前に、返金されるにはどんな条件が満たされなければならないのか、しっかり確認しましょう。
利用規則について
ジム利用時の禁止ルールや服装についてです。
筋トレ界の有名外国人が日本のゴールドジムを利用しようとしたら、タトゥーの露出があるという理由でジムの利用を断られ、話題になりました。
「他の会員が不快に感じると判断される身なり禁止」
「本クラブが相応しく無いと判断した服装・履物・服飾品または装飾品など禁止」
など不明確で人によっては理不尽なルールがあったりします。
多くの人が利用するジムなので、どういった利用規則があるのか確認しましょう。
自分に合ったジム選びのまとめ
リスト作り
- 「必須なこと」と「あったら良いな」を分けて作る
長期的にジムに通うことを前提にリストを作る
リストの項目
- 予算
→「価格」ではなく「価値」で判断する
- 場所
→自宅と職場・学校の両方に近いジムを選ぶ
→職場の行き帰りの途中にあるジムが最適
- ダンベルやマシンの充実度
→フリーウエイトエリア
・ダンベルの重量
・パワーラックの個数
・ベンチ台の個数
・(アタッチメントの種類)→マシンエリア
自分が鍛えたい部位のマシンがあるか?
・
・マシンのMAX重量は重いのか?
・体全体をマシンで網羅できているか?→有酸素エリア
マシンの台数は多いか?
・
・マシンの種類が豊富か?
・フリーWi-Fiがジムにあるか?
- プールやスタジオ教室は必要か?
→必要なら曜日と時間を調べる
- アメニティー等の設備の確認
→シャワールームの数は多いか?
掃除は行き届いているか?
トレーニングベルトがあるのか?
チューブ等の小物があるのか?
女性専用エリアがあるのか?
- トレーナーについて
→ 無料(もしくはお試し)のセッションがあるのか?
有料なら何分いくらなのか?
女性のトレーナーはいるのか?
どういった指導をしてくれるのか?(自分の求めている指導があるか?)
期間中にトレーナーを変えることが出来るのか?
- 自分に適したジムの種類を確認
→ 大手スポーツジム
24時間ジム
個人経営ジム
パーソナルジム
無料体験に行ってみる
自分が行くであろう時間帯に行く
人の混み具合を確認する
ジム全体の雰囲気はどうか?
清潔感はあるか?
シャワーの数は十分か?
- リストと照らし合わせてみる
ポイント
会費について
退会、休会の手続き
損害賠償について
返金制度について
利用規則について
ジムを選ぶだけなのに、かなり大事だなと感じるかもしれません。
これらすべてを網羅しなくても、あなたに必要な項目だけピックアップしてリストにしておくことで、スムーズにジム選びが出来るようになります。
個人的には、ジムでの時間は、生活で起こっているすべてのことから離れた「自分だけの時間」です。
リラックスして自分自身に集中するための時間ですから、ジムに通うという選択肢があることは何にも変えられません。
「自分だけの時間」をどれだけ快適に過ごせるジムを探すのは、漠然と探し回るより、自分の求めている事をリスト化する方が効率的です。
ぜひ、あなたも「自分だけの時間」を快適にジムで過ごせるように、リストを作ってジム選びに役立ててみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。